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それから

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ビートルズなんて知らない

雑記 音楽

昨年姉が結婚いたしまして。で、早くも今月姪っ子が誕生する予定です。めでたい。とてもめでたい。
で、まあ、それ自体には何の問題もないのですが、ふと思ったことがありまして。
それは、姪っ子は、ビートルズを知ることになるだろうか? ということ。
というのも、私は人生において定期的に想いを馳せる案件がひとつありまして。
それは、「この世にビートルズを知らない人はいるのだろうか?」ということです。
いや、居るのだと思う。確実に。絶対に。物心つく前の子供とか。テレビのない原始的な生活を送っている民族とか。欧米の文化が届かない地域の人々とか。
けれどとりあえず私が日本で普通に生活してきた中で、「ビートルズって何ですか?」というレベルの人に出会ったことがないように思う。曲名は知らない、またはメンバーの名前は知らない、ということはあっても、「The Beatles」というバンドの存在をまったく知らないということは、ない。たとえ日常的に洋楽、ひいては商業音楽を聴かない人でさえも。その存在自体は知っている。
その知名度たるや他のバンドまたはアーティストと比べるのもちゃんちゃらおかしいくらいズバ抜けている。日本国内で対抗出来る存在といえばSMAPサザンオールスターズくらいか。日本限定だが。
ビートルズの活動期間が1962年から1970年。もう解散してから約46年(!)が経とうとしているのに、凄いことである(それをいっちゃあベートベンとかモーツァルトはどうなるんだという感じもするが、なんかビートルズとはジャンルが違うと思うので無視する)。
だが、これからは「ビートルズなんて知らない」という人々の割合が増えていくのであろうか。「ビートルズ? なにそれ美味しいの?」な世代が台頭してくるのだろうか? 想像出来ない。イマジン出来ない。でもきっといつかそういう世界が訪れるのだろう。

もしパラレルワールドというものがどこかに存在しているとして。その中にビートルズの存在しない世界があったとしたら。私は心底、今のこの世界に生まれてよかったと思う。だってビートルズがいるから。
人生で一番好きなバンドというわけではないし、来る日も来る日も狂ったように彼らの曲を聴いたことは、ない。でも、どこか自分を奮い立たせたい月曜日の朝に聴くのはHelp!だったし、水曜日の倦怠感の中で流れるのはA Day In The Lifeで、ふと寂しくなった金曜日の夜に求めるのはHey Judeだった。彼らはいつも私の心の中にいて、常に穏やかに魔法をかけてくれるのだ。音楽という名の魔法を。

姪っ子はいつビートルズを知るのだろう。そしてビートルズのいるこの世界を美しいと思ってくれるだろうか。
思ってくれると、嬉しい。

The Beatles - Hey Jude