それから

ちょいと読んでかない?

小説が読めない、そして音楽

本を開いて文字を拾って見ても、単語がうまく脳に溶け込んできてくれなくて、小説を読むってことができなくなっている。これはなんだろう、と思って、諦めてYouTubeを見たりするのだがなんだか罪悪感を覚えてしまう午後二時。小説というものに高尚さを感じているのもあるし、昔はあんなに本が好きで頭の中にするすると文字が入ってきていたのになぜ、と愕然としているのもある。脳が疲れているのだろうか、そういうことにした方がよさそうだ。

そんな時、姉とLINEで最近聞いている音楽の話になった。姉曰く、
「こう、音楽ももやっとするのと、すっきりするのと色々あるからね。気分が優れないときはすっきりするのを聴いたり観たりとかするようにはしている」そうだ。

私はそういえば沈んだ気持ちの時はあがるような音楽ではなくどちらかといえば暗い音楽を選びがちだということに気づいた。そういう癖みたいなものを一度見直してみてもいいかもしない。そういう意味では音楽は小説より時間もかけずに気分転換する装置として向いている。

でも、「友だちのライブ」だけはいつ行っても反応に困る。あれは困る。どうにかしてくれ。